Colonoscopy

大腸カメラ検査

こんなお悩みありませんか?

  • 排便時に血が出る
  • 便に黒っぽい血が混じっている
  • 便が細くなってきた
  • 便に粘液が混じる
  • 便秘と下痢を繰り返している
  • 腹痛が続いている
  • 急激な体重減少があった
  • 便の色や形状が異常である
  • 腸内の膨満感やガスが溜まる
  • 食後にお腹が張る、または痛みがある
  • 直腸や肛門付近に痛みや腫れがある
  • 長期間にわたる腹部の不快感や不調が続く
  • 食欲不振や吐き気が続く
  • 健康診断で便潜血反応が陽性だった
  • 過去に大腸ポリープが発見された
  • 家族に大腸がんや大腸疾患の人がいる
  • 40歳を過ぎて、大腸カメラを受けたことがない

上記の悩みや症状がある方は、大腸に何らかの異常がある場合がございます。
大腸がんなどの重篤な病気でも初期症状はほとんどないと言われています。
些細な症状でも気になることがございましたら、症状が悪化する前に当院の消化器内科を受診しましょう。

大腸のご相談はこちら

梶の木内科の
大腸カメラ検査
8の特徴

熟練の内視鏡専門医により
大腸カメラ検査
当院では経験豊富な内視鏡専門医が丁寧に大腸カメラ検査を実施しています。細かい部分までしっかり確認し、安心安全に下部消化管内視鏡検査を行います。
平日忙しい方でも実施可能な
土曜日の大腸カメラ検査
平日に時間が取れない方のために、土曜日の大腸カメラ検査を実施しています。お仕事がお忙しい方や主婦の方などでも受診しやすい体制を整えております。
オリンパス社製の
高性能内視鏡システム「EVIS X1」導入
オリンパス社製の高性能内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています。高精細な画像でより正確な診断が可能となり、大腸がんなどの早期発見・早期治療に努めています。
快適に受けられる大腸カメラ検査
患者さまに合わせた選択肢をご提供
当院では、患者さまお一人おひとりのご希望に合わせて、快適に大腸カメラ検査を受けていただける環境を整えています。鎮静剤を使用しない検査でも、専門医の独自の技術と細やかな配慮により、痛みや不快感を最小限に抑え、リラックスした状態で検査を受けていただけます。また、ご希望の方には鎮静剤を使用した「眠ってできる大腸カメラ検査」のオプションもご用意しております。
高性能内視鏡AIシステムの完備
内視鏡AIは大腸カメラ検査時にAIを使用し高い精度で大腸がんや大腸ポリープを検出することができるシステムです。内視鏡専門医の目とAIの目で見逃しを防ぐことが可能となります。
完全個室のテレビ付き
待機室・リカバリースペース完備
完全個室の待機室を完備し、プライバシーにも配慮しております。待機室にはテレビも完備しており、院内での下剤服用時にもリラックスしてお待ちいただけます。また、内視鏡検査後はリカバリースペースにて、ゆっくりと回復して頂くこともできます。
日帰り大腸ポリープ切除
大腸ポリープは、大腸カメラ検査中に発見された場合、その場で切除する日帰り手術が可能です。日帰り手術は入院の必要がなく、経済的や時間的な負担が少なくなります。
専門医による潰瘍性大腸炎
クローン病の手厚いフォロー
大学病院においての炎症性腸疾患専門外来の経験がある専門医により、潰瘍性大腸炎・クローン病の治療を行っています。患者さまと医療者が協働で意思決定するShared Decision Making (SDM) のアプローチで、 患者さまの健康と幸福を最優先に考えた医療を提供することを目指しています。

大腸カメラ検査で診られる疾患

  • 大腸がん
  • 大腸ポリープ
  • 過敏性腸症候群(IBS)
  • クローン病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 腸閉塞(イレウス)
  • 腸炎(細菌性、ウイルス性など)
  • 痔(外痔核、内痔核、痔瘻など)
  • 腸管出血
  • 大腸憩室症(憩室炎など)
  • 大腸の炎症(感染性、薬剤性、放射線性など)
  • 腸管の狭窄(狭窄症)
  • 腸管膿瘍
  • 腸管の異物
  • 腸管のフィステル(瘻孔)
  • 腸の血流障害(虚血性大腸炎)
  • セリアック病(小腸や大腸で炎症を起こす自己免疫疾患)
  • 胃腸の腫瘍や肉芽腫
  • 大腸の感染症(細菌、ウイルス、寄生虫などによる)
  • 大腸の腫瘍性病変(良性の腫瘍など)
EVIS X1の写真

こんな症状の方は一度大腸カメラ検査を受けましょう

以下の症状がある方は、大腸カメラ検査の受診をおすすめしています。

便に血が混じる
鮮血や黒いタール状の便は、大腸や直腸の病気のサインである可能性があります。
慢性的な下痢または便秘
長期間続く便通異常は、腸内の炎症や腫瘍の可能性を考慮する必要があります。
お腹の痛みや張りが頻繁にある
特に食後や排便後に改善しない場合、大腸の問題が疑われます。
体重が急に減少する
特に意識的に減量していない場合、消化器系疾患が原因の可能性があります。
貧血を指摘された
原因不明の貧血は、大腸内での出血が原因かもしれません。
大腸がんの家族歴がある
親族に大腸がんの方がいる場合、定期的な下部内視鏡検査が推奨されています。
お腹をおさえる男性の写真

大腸カメラ検査の流れ

  • 初診・検査日時の確定

    • 問診
      医師が現在の症状や家族歴、既往歴について確認いたします。服用中の薬やアレルギーの有無についても伝えましょう。
    • 検査説明
      検査の目的や流れ、注意点について詳しい説明を受けます。不安や疑問があればこのタイミングで相談します。
    • 検査日の決定
      大腸カメラ検査に適した日時を決め、準備に必要な下剤や注意事項をお伝えいたします。
    初診・検査日時の確定
  • 事前準備(検査前日~当日朝)

    • 食事制限
      検査前日は消化に良い食事を心がけ、繊維質の多い食品や消化が悪いものを避けます。
    • 下剤の服用
      検査当日に腸内をきれいにするため、指定された下剤を服用します。これにより腸内を空にし、大腸カメラ検査の精度を高めることができます。
    検査前日〜当日
  • 検査前の準備(ご来院)

    • 問診と説明
      医師や看護師から改めて検査の流れや注意事項の説明を受けます。不安があればこの時点で再度相談できます。

      鎮静剤の使用(希望に応じて) 鎮静剤を使用する場合、当日の車の運転はできません。患者さまの状態に合わせて適切な検査方法をご提案させて頂きます。

    検査当日の問診
  • 大腸カメラ検査の実施

    • 検査の開始
      ベッドに横になり、肛門から内視鏡(カメラ)が挿入されます。内視鏡は、柔軟で細いため、患者さまに対する負担を軽減しながら検査を進めることが可能です。
    • 腸内の観察
      空気や二酸化炭素を入れて腸を広げながら、ポリープや炎症、腫瘍などの異常を確認します。
    • 必要に応じた処置
      大腸ポリープが見つかった場合、その場で切除することも可能です。
    検査開始
  • 大腸カメラ検査後の対応

    • 休息
      鎮静剤を使用した場合、検査後はリカバリールームにて安静にお過ごし頂けます。
    • 医師からの説明
      検査結果について簡単に説明を受けます。病理検査が必要な場合は、後日詳しい結果をお伝えいたします。
    • 帰宅と注意事項
      鎮静剤を使用した場合、ご自身で運転できないため送迎の手配が必要です。また、大腸検査後は飲酒や激しい運動を避け、腸を刺激しない軽い食事を摂るようにして下さい。
    検査終了

大腸検査費用のご案内

当院の内視鏡検査は保険適用になります。

費用
(3割負担)
大腸内視鏡(大腸カメラ)検査 約5,000円〜
大腸ポリープ切除 約16,000〜
22,000円
  • 検査時に使用する薬剤によって金額が変動することがあります。
  • 1割負担の方はおよそ3分の1の金額となります。

大腸カメラ検査の診療時間

午前 8:20~13:00
午後 13:00~16:00 13:00~17:00

担当医: 片野

大腸カメラ検査Q&A

大腸カメラ検査は痛いですか?
当院での大腸内視鏡検査は、消化器内視鏡専門医による苦痛の少ない挿入法とスタッフの心のこもった関わりが特徴です。患者さまによっては痛みを感じる場合もありますが、大腸カメラ検査は内視鏡専門医が丁寧に実施するためご安心ください。また当院では、大腸カメラ検査の痛みを抑えるための様々な工夫を実施しており、希望に応じて鎮静剤を用いた大腸カメラ検査も行っております
大腸カメラ検査の時間はどのくらいかかりますか?
実際の検査は通常15~30分程度で終了しますが、下剤服用やお着替えなどの準備を含めると2~4時間ほどの滞在時間がかかることがあります。
下剤を飲むのが苦手なのですが、大丈夫でしょうか?
最近の下剤は飲みやすいものが増えています。また、服用量を抑えた下剤もありますので当スタッフにご相談ください。
鎮静剤は必ず使用しなければならないのですか?
鎮静剤はオプションです。当院では使用せずに検査を行う方が多いです。内視鏡専門医の技術により、鎮静剤を使用しなくても苦痛の少ない挿入法での大腸内視鏡検査が可能です。希望しない場合は使用せずに検査を行うことも可能です。
大腸カメラ検査の後は普通に食事できますか?
検査後は軽い食事から始め、腸に負担をかけないよう注意してください。
大腸内視鏡検査中に大腸ポリープが見つかったらどうなりますか?
小さな大腸ポリープであればその場で切除することができます。しかし、ポリープの大きさや種類によっては後日手術が必要な場合もあります。
大腸カメラ検査前の食事制限はどの程度ですか?
前日は繊維質の多い食事を避け、消化の良い食事(おかゆやスープなど)を摂ることが求められます。
高血圧や糖尿病の薬は飲んでもいいですか?
服用中の薬に関して、事前診察時に医師または看護師に必ず確認してください。
妊娠中でも大腸カメラ検査を受けられますか?
当院では妊娠中の方へは大腸カメラ検査は実施しておりません。
生理中でも大腸カメラ検査はできますか?
検査は可能です。しかし、不安があれば事前に相談してください。
授乳中の方は鎮静剤が使用できない場合がございます。妊娠中の方には大腸内視鏡検査は実施しておりません。
年齢制限はありますか?
基本的には年齢制限はありませんが、ご高齢の方や持病のある方は、事前に大腸検査が可能であるかご相談ください。
大腸カメラ検査前に喫煙や飲酒はしても良いですか?
大腸内視鏡検査前およびポリープ切除後の喫煙や飲酒は腸に影響を与える可能性があるため、控えることが推奨されます。
大腸カメラ検査は何の病気を調べるためのものですか?
大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)などの診断に用いられます。
痛みや不快感を和らげるための方法はありますか?
消化器内視鏡専門医の医師の技術により不快感を最小限に抑えられます。また、当院では次世代型の内視鏡システムや内視鏡AIも導入しており、検査の時間を短くできるように様々な工夫をしております。不安が強い場合、希望に応じて鎮静剤を使用しての大腸内視鏡も行っています。
健康診断の便潜血検査で陽性が出た場合、必ず大腸カメラが必要ですか?
便潜血陽性は大腸の異常を示している可能性があるため、精密検査として大腸カメラが推奨されます。
大腸がんが見つかった場合、どうなりますか?
大腸内視鏡検査結果をもとに内視鏡専門医による治療計画を立てさせていただきます。大腸がんは、早期発見であれば内視鏡治療や手術で治療ができる可能性もございます。
大腸カメラ検査を定期的に受ける必要がありますか?
家族歴がある場合や過去に大腸ポリープを切除したことがある場合は、定期検査が推奨されています。
大腸カメラ検査中に腸が傷つくリスクはありますか?
極めて稀ですが、腸が傷つく(穿孔する)リスクがありますが、経験豊富な内視鏡医師が検査を慎重に行わせていただきます。また、万が一腸が傷つくなどの偶発症が発生した場合にも、万全の対応をいたします。
大腸カメラ検査当日は何を持参すれば良いですか?
保険証、診察券、検査の説明資料、場合によっては同意書や下剤が必要となります。詳細は事前診察時にお伝えいたします。
下剤が効きすぎて大腸検査に行く途中で困りませんか?
下剤は事前の計画に沿って服用することで、外出時に問題が生じないよう調整されています。不安な場合には、院内でも下剤の服用が可能なために事前診察時にご相談ください。

大腸カメラ検査に関するご相談

当院では、経験豊富な内視鏡専門医が大腸カメラ検査を実施しております。大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病・腹痛・血便・便潜血陽性・下痢・便秘など症状がある方は、可児市にある内視鏡・炎症性腸疾患センター 梶の木内科医院までお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

内視鏡専門医 片野 敬仁Katano Takahito

所有資格
  • 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
  • 日本消化器病学会 専門医・指導医
  • 日本消化管学会 胃腸科専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
内視鏡専門医 片野 敬仁

日本人の死因の第一位は「がん」ですが、治る可能性を高めるためには早期の発見が大切です。胃や食道・大腸など消化管のがんの早期診断のためには、内視鏡検査を定期的に受けていただくことが最も有用です。
一方で症状があったとしても、「そろそろ検査を受けなくては・・・」と思っていても、「内視鏡検査は苦しそう」というイメージが先行して受診することをためらう方も多くいらっしゃいます。当院では、そんな皆さまの不安を取り除き、様々な思いに寄り添い、「来てよかった」「これならまた内視鏡検査を受けよう」と思っていただけるような内視鏡検査を心がけています。自分自身の健康を守るためだけでなく、愛する方との幸せな時間を長く過ごしていただくためにも、ぜひ梶の木内科医院での内視鏡検査を体験してください。