食欲不振/体重減少/吐き気
食欲不振とは?
食欲不振は、食べ物を摂りたいという欲求が減退することで、食事の量が自然に減る、または全く食べたくなくなる状態を指します。通常、食欲は身体の健康状態を反映する重要なサインです。食欲不振があると、身体が求める栄養が十分に摂取できなくなり、免疫力の低下や体力の減少、さらには体重減少などの問題が生じる可能性があります。消化器系の問題が原因で食欲不振が起こることが多く、例えば食べ物が消化しづらい、食後に不快感や痛みがある場合などです。
食欲不振の原因
食欲不振の原因は多岐にわたりますが、大きく分けて消化器系の問題、その他の疾患、精神的な要因の3つに分類できます。
消化器の病気
消化器系に関連する原因としては、胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎、消化不良、腸閉塞、膵炎などが挙げられます。胃炎や胃潰瘍では、胃粘膜の炎症や潰瘍が食後に不快感や痛みを引き起こし、それが食欲不振を引き起こす原因になります。逆流性食道炎では、胃酸が食道に逆流して胸やけや不快感を伴い、これが食事を摂る意欲を減退させます。また、消化不良や腸閉塞も食欲を大きく減退させる原因となります。
その他の疾患
また、がんや慢性疾患(例えば肝硬変、腎不全、糖尿病)などが食欲不振を引き起こすことがあります。がんにおいては、特に胃や膵臓のがんで食欲不振が顕著に現れることが多いです。さらに、肝臓や腎臓の機能が低下することによっても、食欲不振が生じることがあります。
精神的な要因
精神的な要因も食欲不振に大きく関与します。うつ病や強いストレス、精神的な不安定状態が食欲の減退を引き起こすことがよくあります。特にうつ病では、食事を摂る意欲が著しく減少し、栄養不足が進行することがあります。また、過度のストレスや不安が身体に負担をかけ、胃腸の調子を悪化させることがあり、それが食欲不振を引き起こします。
食欲不振を伴う病気
食欲不振は、さまざまな病気で見られる症状の一つです。胃炎や胃潰瘍は、胃の粘膜に炎症や潰瘍ができることにより、食後に不快感や痛みが生じ、それが食欲を減退させます。さらに、胃がんや膵臓がん、肝硬変など、消化器系のがんや慢性疾患においても食欲不振が現れることがよくあります。これらの病気では、食べることが苦痛となることが多く、栄養不足が進行しやすくなります。
また、急性膵炎や胆嚢炎、腸閉塞といった急性の消化器疾患でも食欲不振が現れます。これらの疾患では、腹痛や吐き気を伴うことが多く、食事を摂ることが難しくなります。さらに、心不全や慢性腎不全、糖尿病など、消化器系以外の慢性疾患でも食欲不振が見られることがあります。
精神的な原因では、うつ病や過度のストレスが食欲不振を引き起こすことが多いです。うつ病患者さまは、精神的な疲労感や無力感から、食事を摂る意欲を完全に失うことがあります。
食欲不振になるとどうなる?
食欲不振が続くと、身体にさまざまな影響が現れます。まず、食事の摂取量が減少するため、栄養の摂取不足に陥ります。これにより、体力が低下し、免疫力が弱まるため、感染症や病気にかかりやすくなります。特に長期間の食欲不振は、筋肉量の減少や骨密度の低下を引き起こすことがあり、体重減少も見られます。
また、栄養不足が進行すると、精神的にも悪影響を与えます。エネルギー不足や疲労感から、集中力の低下や抑うつ状態が現れることがあります。食欲不振によって、身体が十分に栄養を得られないと、体調不良や病気の回復が遅れることがあります。
さらに、食欲不振が慢性化することで、精神的な健康にも大きな影響を与え、うつ症状や不安感を悪化させることがあります。これが悪循環となり、食欲不振がさらに続く原因となります。
食欲不振の予防と改善方法
食欲不振の予防と改善には、いくつかの方法があります。まず、生活習慣を整えることが基本です。規則正しい食事を心がけ、食事の時間を一定に保つことが効果的です。食事は少量でも栄養価の高いものを摂るようにし、消化に優しい食品(例えば、スープやおかゆなど)を選ぶと良いでしょう。食欲がない時でも、少しずつ食事を摂るように心がけることが大切です。
ストレスや精神的な原因が食欲不振の大きな要因となるため、リラックスする時間を持つことや、適度な運動を行うことも効果的です。また、ストレスを減らすために、趣味やリラクゼーション法を活用することが重要です。睡眠を十分にとることも、食欲を回復させるために役立ちます。
食欲不振の治療法
食欲不振の治療は、その原因に応じて異なります。消化器系の疾患が原因である場合、薬物療法が行われることがあります。例えば、胃炎や胃潰瘍には胃酸分泌を抑える薬(プロトンポンプインヒビターやH2ブロッカー)、消化不良には粘膜保護剤や消化管運動機能改善薬などが処方されます。
精神的な原因がある場合、抗うつ薬や抗不安薬が処方されることがあります。また、心理療法(カウンセリングや認知行動療法)が食欲不振の改善に役立つこともあります。がんや慢性疾患が原因の場合、治療の中心となる疾患の治療(例えば、がんの手術や化学療法、肝疾患の治療)が進められます。
体重減少とは?
体重減少とは、通常の食事や生活習慣を続けているにもかかわらず、意図的に体重が減少することを指します。体重減少が急激に起こる場合、あるいは無自覚に進行する場合には、何らかの健康問題が背後にある可能性があります。消化器系に関する疾患や栄養吸収障害が原因であることも多く、体重減少が長期間続くと、エネルギー不足や栄養失調に繋がり、免疫力の低下や体力低下を招くことがあります。
体重減少の原因
体重減少の原因は非常に多岐にわたりますが、消化器系に関連したものが多いです。消化器内科の視点から見た主な原因としては、以下のようなものがあります。
消化器系の疾患
消化器系の疾患は、体重減少を引き起こす最も一般的な原因の一つです。消化器官がうまく機能しない場合、食べ物が十分に消化されず、体に必要な栄養が吸収されないため、体重が減少します。代表的な疾患には以下があります。
胃腸の炎症や潰瘍
胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などは食事を摂る際に不快感や痛みを引き起こし、食事量が減ることで体重が減少することがあります。
慢性膵炎
膵臓の炎症が進行すると、消化酵素の分泌が減少し、脂肪やタンパク質などの消化・吸収が困難になります。その結果、栄養素の吸収不足から体重が減少します。
消化不良(Dyspepsia)
食後に胸やけ、膨満感、腹痛などを感じる消化不良が長期化すると、食欲不振や摂取量の減少を引き起こし、体重減少につながることがあります。
腸疾患
クローン病や潰瘍性大腸炎など、腸に関連する疾患は消化・吸収の障害を引き起こし、体重が減少します。これらの疾患では腹痛や下痢も伴うことが多く、栄養の吸収が十分に行われません。
栄養吸収障害
消化器系が正常でも、栄養素を適切に吸収できない状態が続くと、体重減少が起こります。特に小腸に障害がある場合、消化された栄養が十分に吸収されず、体内に供給されません。以下のような疾患が関与します。
悪性腫瘍(がん)
消化器系のがん(胃がん、膵臓がん、大腸がんなど)は体重減少の典型的な原因です。がん細胞はエネルギーを大量に消費するため、体重が減少しやすく、また、がんの影響で食欲不振や消化不良が生じ、食事の摂取量が減ることもあります。特に膵臓がんや胃がんなどでは、早期に食欲不振や体重減少が見られることがあります。
その他の全身疾患
消化器系以外の疾患も体重減少を引き起こすことがあります。例えば、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や糖尿病、慢性腎疾患などでは、代謝が異常に活発になり、体重が減少することがあります。
体重減少を伴う病気
体重減少は、以下の病気でよく見られます。
胃がん
胃の内壁に発生したがんが進行すると、食欲不振、腹部膨満感、早期の満腹感などが現れ、体重が減少します。初期症状として食事後の不快感や軽度の痛みが見られることが多いです。
膵臓がん:膵臓がんでは、進行するにつれて食欲不振、腹痛、体重減少が顕著に現れます。膵臓は消化酵素を分泌するため、その機能が低下すると消化不良が起こり、栄養吸収が阻害されます。
クローン病や潰瘍性大腸炎
これらの炎症性腸疾患は、消化管の吸収能力を低下させ、栄養が十分に吸収できず、体重減少が進行します。腹痛や下痢を伴うことが多いです。
肝硬変:肝臓の機能が低下すると、消化や代謝に障害が生じ、体重減少が現れます。加えて、肝硬変では腹水や浮腫が見られることがあり、これも体重減少に寄与します。
体重減少になるとどうなる?
体重減少が続くと、身体的および精神的にさまざまな悪影響が現れます。まず、栄養不足により免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。さらに、体力が低下し、日常生活が困難になることがあります。筋肉量が減少することによって、身体の強度や運動能力が低下し、骨密度の低下を招くこともあります。
長期間にわたる体重減少は、精神的な健康にも悪影響を与えることがあります。疲れやすくなり、集中力の低下や意欲喪失が見られることもあります。また、極端な体重減少は、心身の状態が極度に弱っていることを示すサインであり、治療が遅れると生命に危険を及ぼす可能性もあります。
体重減少の予防と改善方法
体重減少を予防するためには、消化器系の健康を維持し、適切な栄養摂取を心がけることが重要です。消化器系の疾患が原因である場合、早期の診断と治療が最も重要です。胃炎や胃潰瘍、消化不良などの疾患を放置せず、症状が現れた段階で受診することが予防につながります。また、がんが疑われる場合は、早期の検査が体重減少を防ぐために有効です。
食事面では、栄養価が高い食品(例えば、高たんぱく質・高カロリー食品)を意識的に摂取し、消化に負担をかけないように調整します。食事が摂れない場合には、サプリメントや栄養補助食品を使用することも考慮すべきです。消化不良や食欲不振がある場合、消化を助ける薬や胃腸を整える薬を処方されることがあります。
体重減少が進行している場合、医師の指導のもとで栄養療法や食事管理を行うことが不可欠です。場合によっては、経口栄養補助食品や点滴での栄養補給が行われることもあります。
吐き気とは?
吐き気は、胃や食道、腸など消化器系の異常や、体全体の不調を示すサインとして現れる症状です。吐き気そのものは、嘔吐の前触れとして現れることが多く、胃の不快感や軽いむかつき感を伴うことが一般的です。吐き気は、消化器系に限らず、神経系や内分泌系など、さまざまな体のシステムが影響を及ぼすことによって起こります。嘔吐が伴う場合、胃内容物が食道を通り口から排出されることになりますが、吐き気だけでも身体に大きな不快感やストレスを与えることがあります。
吐き気の原因
吐き気の原因は非常に多岐にわたりますが、消化器内科の観点から見ると、主に次のようなものが考えられます。
消化器系の疾患
消化器系の病気は、吐き気を引き起こす主要な原因の一つです。消化器系に何らかの異常があると、食物が正常に消化されず、胃や腸の不快感を引き起こすことがあります。代表的なものには以下が挙げられます。
胃炎・胃潰瘍
胃の粘膜に炎症が起きることで、食後に胃痛や不快感が現れ、吐き気が伴うことがあります。胃潰瘍ではさらに胃酸が傷つけた部位を刺激し、吐き気や嘔吐を引き起こすことがあります。
胃食道逆流症(GERD)
胃酸が食道に逆流することで胸やけや吐き気が生じます。長期間続く場合、吐き気や喉の違和感が強くなり、食事の際に不快感を感じることがあります。
消化不良(Dyspepsia)
消化不良は、食事後に胃の不快感や膨満感、吐き気を引き起こします。これは胃の運動が不調で、食べた物を十分に消化できないために起こる症状です。
腸閉塞腸の通過障害が原因で食べ物やガスが腸内に停滞し、吐き気や嘔吐が生じます。腹部の膨満感や痛みを伴うことが多いです。
内科的・全身的な疾患
消化器系以外の病気も吐き気を引き起こすことがあります。
感染症
胃腸炎(ウイルスや細菌による感染)や食中毒、インフルエンザなどは吐き気や嘔吐を伴うことがよくあります。ウイルスや細菌が腸に感染すると、腸の運動が乱れ、吐き気が生じます。
妊娠
妊娠初期の「つわり」では、ホルモンの変化によって吐き気が生じます。特に朝起きたときや食事の前後に吐き気を感じることが多いです。
薬の副作用
抗生物質や抗がん剤、鎮痛剤など、薬剤が胃や腸を刺激することによって吐き気を引き起こすことがあります。
中枢神経系の異常
脳の疾患(例えば、脳腫瘍、脳震盪、脳圧の上昇など)や自律神経の乱れも吐き気を引き起こすことがあります。特に脳の嘔吐中枢が刺激されることで、吐き気や嘔吐が生じます。
精神的要因
ストレスや不安、うつ病など、精神的な要因が吐き気を引き起こすこともあります。心理的なストレスや緊張が消化器系に影響を及ぼし、消化不良や吐き気を引き起こすことがあります。
吐き気を伴う病気
吐き気は多くの病気で見られる症状ですが、特に以下の病気では顕著に現れることがあります。
急性胃腸炎
ウイルスや細菌による胃腸の感染症では、吐き気、嘔吐、下痢を伴うことが一般的です。嘔吐によって体液が失われるため、脱水症状を引き起こすことがあります。
逆流性食道炎(GERD)
胃酸が食道に逆流することにより、胸やけや吐き気が生じる疾患です。長期的な症状として吐き気を感じることがあります。
胃がんや膵臓がん
がんが進行すると、食欲不振や吐き気が顕著になります。特に胃や膵臓のがんでは、胃の動きが妨げられたり、消化不良が進行するため、吐き気を伴いやすいです。
腸閉塞
腸の通過障害により食物やガスが腸内に停滞し、吐き気や嘔吐が生じます。腸閉塞は、激しい腹痛とともに吐き気を引き起こします。
肝硬変
肝臓の機能低下により、消化機能が悪化し、吐き気が現れることがあります。特に肝不全が進行すると、吐き気や食欲不振が顕著になります。
吐き気が続くとどうなる?
吐き気が続くと、食事が摂れなくなり、栄養不足に陥ることがあります。また、吐き気がひどくなると嘔吐に至り、体液や電解質のバランスが崩れることがあります。嘔吐によって胃酸が食道に逆流し、食道を傷つけることがあり、これが繰り返されると食道炎や出血を引き起こす可能性もあります。吐き気が続くことは、体調不良や身体的な疲労感、精神的なストレスを強め、生活の質が低下することがあります。
長期間続く吐き気は、消化器系の疾患だけでなく、全身的な疾患のサインであることもあります。治療を遅らせると、症状が悪化し、さらに複雑な問題を引き起こす可能性があるため、早期に医師の診断を受けることが重要です。
吐き気の予防と改善方法
吐き気を予防するためには、消化器系を健康に保つことが基本です。規則正しい食生活を心がけ、過度な飲酒や脂肪の多い食事を避けることが大切です。また、食事は少量ずつ、頻繁に摂ることで胃腸の負担を軽減できます。食事後に横になることは避け、軽い散歩などで胃の働きを助けることが有効です。
精神的な要因が関与する場合、ストレス管理やリラクゼーション法を活用することも効果的です。深呼吸や瞑想、ヨガなどがリラックスを促進し、吐き気を軽減させることがあります。吐き気が生じた場合の改善方法としては、まずは水分を補給し、脱水症状を防ぐことが重要です。軽い食事や消化に良い食品(おかゆやスープなど)を摂取し、胃腸を休ませることも役立ちます。薬物療法として、制吐剤や胃酸分泌を抑える薬が処方されることもあります。
消化器系の疾患が原因と考えられる場合、早期に医師に相談し、原因に応じた治療を受けることが必要です。
食欲不振/体重減少/吐き気の検査
食欲不振/体重減少/吐き気の原因を調べるためには、血液検査、腹部エコー、胃カメラ、大腸カメラなどを使って、消化器系の疾患を診断します。特に胃腸の問題が疑われる場合、内視鏡検査が行われることが多いです。精神的な要因が疑われる場合には、心理的な評価やカウンセリングが行われることもあります。
梶の木内科の内視鏡検査 12の強み
1.熟練の内視鏡専門医による胃カメラ/大腸カメラ検査
当院では経験豊富な内視鏡専門医が丁寧に大腸カメラ/胃カメラ検査を実施しています。細かい部分までしっかり確認し、安心安全に内視鏡検査を行います。
2.平日忙しい方でも実施可能な土曜日の内視鏡検査
平日に時間が取れない方のために、土曜日の内視鏡検査を実施しています。お仕事がお忙しい方や主婦の方などでも受診しやすい体制を整えております。
3.オリンパス社製の高性能内視鏡システム「EVIS X1」導入
オリンパス社製の高性能内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています。高精細な画像でより正確な診断が可能となり、胃がんなどの早期発見・早期治療に努めています。
4.快適に受けられる内視鏡検査 – 患者さまに合わせた選択肢をご提供
当院では、患者さまお一人おひとりのご希望に合わせて、快適に胃カメラ検査・大腸カメラ検査を受けていただける環境を整えています。鎮静剤を使用しない検査でも、専門医の独自の技術と細やかな配慮により、痛みや不快感を最小限に抑え、リラックスした状態で検査を受けていただけます。また、ご希望の方には鎮静剤を使用した「眠ってできる胃カメラ検査・大腸カメラ検査」のオプションもご用意しております。
5.高性能内視鏡AIシステムの完備
内視鏡AIは大腸カメラ検査時にAIを使用し高い精度で大腸がんや大腸ポリープを検出することができるシステムです。内視鏡専門医の目とAIの目で見逃しを防ぐことが可能となります。
6.完全個室のテレビ付き待機室・リカバリースペース完備
完全個室の待機室を完備し、プライバシーにも配慮しております。待機室にはテレビも完備しており、院内での下剤服用時にもリラックスしてお待ちいただけます。また、内視鏡検査後はリカバリースペースにて、ゆっくりと回復していただくこともできます。
7.日帰り大腸ポリープ切除
大腸ポリープを大腸カメラ検査中に発見した場合、その場で日帰りにてポリープ切除を実施することが可能です。日帰り手術は入院の必要がなく、経済的や時間的な負担が少なくなります。
8.専門医による潰瘍性大腸炎 クローン病の手厚いフォロー
大学病院においての炎症性腸疾患専門外来の経験がある専門医により、潰瘍性大腸炎・クローン病の治療を行っています。患者さまと医療者が協働で意思決定するShared Decision Making (SDM) のアプローチで、 患者さまの健康と幸福を最優先に考えた医療を提供することを目指しています。
9.患者さまに合わせた経鼻・経口内視鏡検査の選択
当院では、豊富な経験を持つベテラン医師が、患者さまのご希望や体質に合わせて「経鼻」または「経口」の上部内視鏡検査を提供しています。経鼻内視鏡は、鼻から挿入することで喉の不快感を軽減し、より快適に検査を受けていただけるのが特長です。一方、経口内視鏡も丁寧な技術と配慮で、安心して受診いただけます。どちらの方法でも患者さまの負担を最小限に抑え、快適な検査体験をサポートいたします。
10.受付 〜患者さまにやさしい受付〜
受付カウンターにて、診察券・保険証をお預かりしております。
ご来院いただいた患者さまと一番最初に接する受付では、病院の顔であるという意識を常に持ち、明るい雰囲気でお迎えし、皆さまが安心していただけるように心掛けております。
11.クレジットカード決済対応
患者さまの待ち時間をなるべく短縮するため、クレジットカード決済が可能な自動精算機を2台導入しております。
12.無料駐車場の完備
当院では、72台駐車可能な駐車場を完備しております。建物の後方(西側)に広い駐車場(64台)をご用意しています。正面玄関には身障者用駐車場含む数台の駐車スペースがございます。
食欲不振に関するご相談
食欲不振/体重減少/吐き気は、様々な病気のサインである可能性があります。放置すると、病気が進行してしまう恐れがあるため、早めに医療機関を受診することが大切です。当院では、経験豊富な内視鏡専門医が食欲不振の診断を実施しております。些細な症状がある場合も可児市にある内視鏡・炎症性腸疾患センター 梶の木内科医院までお気軽にご相談ください。
- この記事の監修者
-
内視鏡専門医 片野 敬仁KATANO TAKAHITO
所有資格
- 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
- 日本消化器病学会 専門医・指導医
- 日本消化管学会 胃腸科専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医